メンバー紹介のトップは、バンド・リーダーのウレ・リトゲン(Ule Winsomie Ritgen)です。
ふだんステージで最も目立つのは、どうしてもボーカルのトミーになりますので、ここはまずリーダーに登場していただこうかと…。
バンドの系譜ではうまく図示できなかったのですが、ウレは、ウリ・ジョン・ロート&ジーノ・ロートの兄弟と親交があり、その縁で「エレクトリック・サン」にベーシストとして参加、ミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせました。「エレクトリック・サン」の後はジーノ・ロートとともに「ZENO」を結成しています。
ベーシストとしての実力はもちろんですが、ソング・ライターとしても非凡な才能をお持ちで、現にフェア・ウォーニングの楽曲の大半は彼の手によるものです。よくもまあこれだけの名曲を次から次へと作ることができるものだと感嘆させられますね。
さらに驚くべきことには、彼は画才にも恵まれていて、画家としても第一人者とされています。公式サイトに作品が掲載されていますが、どれも壮大かつ幻想的で神々しささえ感じさせる絵です。
画家 ウレ・リトゲンの公式サイト「Rivers Of Light」
フェア・ウォーニングのアルバム・ジャケットにピッタリだと思うのですが、ウレとしては、“ミュージシャン”と“アーティスト”とをきちんと区別しておきたいのでしょうか。
「天は二物を与えず」と申しますが…二物どころか三物を与えられる人もいるんですね。
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